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仲間の船と集まっても使える振動子を教えて欲しい。

2024年01月10日 (水) [性能, 購入前に良くある質問, STRIKER Plus 4cv/5cv, STRIKER Plus 7sv/9sv, STRIKER Vivid 4cv/5cv, STRIKER Vivid 7sv/9sv, ECHOMAP Plus 45cv/65cv, ECHOMAP Plus 75sv/95sv, ECHOMAP UHD 62cv, ECHOMAP UHD 72sv/92sv, ECHOMAP UHD2 52cv, ECHOMAP UHD2 62sv/72sv/92sv, ECHOMAP ULTRA 102sv/122sv, ECHOMAP ULTRA2 102sv/122sv, FF650GPS, GPSMAP585Plus]

普段、仲間の船と集まって釣りをすることが多く、水深200mで良く活動するのですがオススメの振動子はどれになりますか?

他の船では魚探は使われていますか?

もし使われているのであれば、ミドルチャープ方式である振動子がオススメです。

ミドルチャープは80~160kHzの周波数を絶えず変えながら発信をし続けているため、お近くの魚探とのノイズ干渉の影響は受けにくい設計になっております。

またミドルチャープ振動子はメーカーのスペック表記では最大深度は450mとしています。海水の塩分濃度や水温の影響を受けて実際にはこの表記より落ちてしまいますが、使用されるのが200m付近ということですので十分にご利用できるとは思います。

ミドルチャープ対応の振動子はGT15M、GT23M、GT51Mといったものがございます。

いま使っている魚探では他の船が近いと確かにノイズが出ていましたのでこれがいいですね。

でも、これらの振動子はどう違うんですか?

クリアビュ―とサイドビュー機能があり/なしの違いになります。
GT15Mは通常魚探ソナーのみ
GT23Mは通常魚探とクリアビューの2種類のソナー
GT51Mは通常魚探とクリアビュー、サイドビューの3種類のソナーになります。

クリアビューやサイドビューは海底の地形や、岩陰などの魚が住み着きそうな場所を特定するのに便利です。 欠点としては遠くまで超音波を届かせることが出来ないため、海だとせいぜい水深70m位まで、これも塩分濃度や水温によって探査水深が落ちることがあります。
常に活動しているエリアが水深200m付近であればGT15Mで十分です。今後、浅いところでも使用する機会があるならGT23MやGT51Mもご検討の余地はあるかと思います。

いつも釣りをする所は急に深くなるところだし、常に仲間と行動していてゆっくりと探索している時間もない、クリアビューとサイドビューは不要かな。

あと、振動子はトランサム取り付けのタイプしかないんですか?
生け簀の中に付ける方法はあるんですか?

GT15Mは取り付け方によってトランサム式、インナーハル式、スルーハル式の3タイプございます。
生け簀の中にお取り付けするのであれば、インナーハル式かスルーハル式が良いでしょう。

インナーハル式とスルーハル式の違いは、
インナーハル式のメリットは船底の上から貼り付けるため、設置が容易に行える点です。
逆にデメリットは振動子から発信する超音波は船側の船底で阻害されてしまうため、船底の厚みがあるほど性能は落ちてしまいます。
メーカーの推奨は厚さ0.75インチ(1.905cm)までで、それ以上の厚さだと正常に受信が出来ないことがあるようです。

もう一つのスルーハル式は、ボートに貫通させて取り付けを行うため、船底の厚さで超音波が阻害されるといった心配はありません。
デメリットは船底に穴を開ける必要があり、取り付けの難易度は高くなります。また船に穴を開けること自体に抵抗を感じる方もいるようです。

うーん、確かに穴を開けるのには抵抗あるかな。

でも、インナーハルにして使えませんでした。だと嫌だし、一度船底の厚みを調べて問題なければインナーハルにしたいと思います。

今回紹介した振動子

GT15M-TM トランサムマウント振動子
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GT15M-IH インナーハル振動子
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GT15M-TH スルーハル振動子
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