【質問】GT10HN-IF振動子が適合する魚探は?
2020年11月06日 (金) [振動子の適性, 良くあるQ&A]
「ストライカー5dvでワカサギ釣り用のフロート付きの振動子【GT10HN-IF】は使えるのか?」と質問がありました。
答えは、出来ません。
ストライカー5dvは、現行モデルのストライカープラスより1代前のモデル。
ストライカー5dvが生産終了となった後に登場したGT10HN-IF振動子は周波数などのスペック情報が登録されてなく対応していません。
同じフロート付きのタイプであるGT8HW-IF振動子をご利用ください。
適合するモデルは、主にストライカープラス(※ストライカープラス4は除く)、エコマッププラス(UHD)、GPS 585 Plus、FF 650 GPSが挙げられます。※高機種モデルは割愛
またお使いの魚探が振動子が対応しているかの判断は、魚探設定のトランデューサ(振動子)タイプの選択リストに振動子の型番が登録されているかご確認ください。
また、もしリストにない場合でもソフトウェアバージョンアップで使えることもありますのでお試しください。
便乗して質問させて下さい。
GT10HN-IFの適合なのですが、「ストライカープラス4は除く」とありますし、ネオネットマリンさんのwebにて私も確認済でしたが、先日のワカサギ釣行でお隣のテントになった方が使用していたガーミン魚探が、「ストライカープラス4とGT10HN-IF」の組み合わせでした。
プラス4CVではない事、昨年12月に購入されたとの事でしたが、仕様変更があったのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
こちらで確認したところではストライカープラス4の振動子タイプの選択にGT10HNの選択肢が無いため、本来使うことは出来ません。
しかし、この機種は振動子を自動で認識はしていないため、振動子タイプを仮にGT8HWと設定すると発信自体は出来るようです。
ただ、この時GT10HN振動子は本来130-300khzの周波数で発信が可能ですが、ストライカープラス4にはそういった情報は無いため、仮に選択したGT8HWの145/240khzになります。
その「ストライカープラス4とGT10HN-IF」で使われていたという方は、本来の振動子のスペックが発揮できていないまま使われている可能性があります。
もちろん適合外には変わらないため、後々これによる故障することも考えられます。この組み合わせで使うのはお控えください。
また、今度ご一緒になられた時に魚探画面左下にGT8HWと表示していたら指摘してあげてください。
さらに便乗して教えてください。
当方ECHOMAP Plus 45cvとGT10HN-IFの組み合わせでワカサギ釣りに加え、湖や海で手こぎレンタルボートでオールマイティな使用を検討しております。
レンタルボートで行く湖と海の水深はどちらも10m~80m前後であると考えており、海の場合は根魚と中層を狙いたいと考えております。
この場合、GT10HN-IFの一本で運用することは可能でしょうか?
または、何らかの理由により、状況に応じて最適な振動子(GT22HW-TMか?)とを使い分けることになるのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
GT10HN-IF振動子は淡水のワカサギ釣りやアイスフィッシングに特化した振動子のためそれほど遠くまで超音波を飛ばす能力はありません。
淡水でも良くて20~30m、海では更に浅くなるかと思います。
推進最大で80mくらいであればGT20-TM振動子や中層向けであればミドルチャープ発信のGT23M-TM振動子をおすすめいたします。