水深100m付近で使う振動子は?
2020年10月21日 (水) [振動子の適性]
水深100m付近で使う振動子の候補は以下の通り
※表示の水深は海水使用時の目安になります。
GT20-TM振動子・・・
・浅場から100mまでの水深がオススメ
・77kHz(指向角45°)/200kHz(指向角15°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー対応の同スペック候補はGT40-TM。
指向角が広く設計されており、浅場では広域向けの77kHzと狭域向けの200kHzの2周波表示を活用するすることで船周辺と真下の魚の反応を区別がしやすい。
100mを越えたところから200kHzの超音波が届きにくくなるため、77kHz主体で運用していくことになるが指向角が広く使い勝手は悪くなる。
GT21-TM振動子・・・
・50mから400mまでの水深がオススメ
・50kHz(指向角40°)/200kHz(指向角10°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー対応の同スペック候補はGT41-TM。
50mより浅いところでも利用可能だが、指向角は狭く設計されているため船真下近くにいる魚でも200kHzの探査に引っかからない場合もある。(水深20m時の200kHz探査幅は半径約1.7m)
100mを越えたところから200kHzの超音波が届きにくくなるため、50kHz主体で運用していくことになるGT20-TMと比べて探査幅は狭いため使いやすい。
GT23M-TM振動子・・・
・水深300mまでがオススメ
・ミドルチャープ発振機能搭載
・80kHz(指向角最大24°)~160kHz(指向角最小13°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー対応の同スペック候補はGT51M-TM。
・GT20-TM、GT21-TMに比べて価格高。
ミドルチャープは80kHzから160kHzまでの間を自由に設定することができるため、200kHzでは届きにくくなる100m以深の深さも160kHz 、140kHz、120kHz・・・と周波数を変えることで水深に合わせた適性の周波数の探査が可能。
これまでの50kHz、77kHzよりも半分以下の探査幅となるため根魚の反応や、高めの周波数はイカなどの弱い反応も捉えやすくなる。
浅場の環境でも使え80khzと160kHzの広域狭域の2画面表示が可能。
GT40-TM振動子・・・
・浅場から100mまでの水深がオススメ
・77kHz(指向角45°)/200kHz(指向角15°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで/サイドビューは水深70mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー非対応の同スペック候補はGT20-TM。
指向角が広く設計されており、浅場では広域向けの77kHzと狭域向けの200kHzの2周波表示を活用するすることで船周辺と真下の魚の反応を区別がしやすい。
100mを越えたところから200kHzの超音波が届きにくくなるため、77kHz主体で運用していくことになるが指向角が広く使い勝手は悪くなる。
GT41-TM振動子・・・
・50mから400mまでの水深がオススメ
・50kHz(指向角40°)/200kHz(指向角10°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで/サイドビューは水深70mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー非対応の同スペック候補はGT21-TM。
50mより浅いところでも利用可能だが、指向角は狭く設計されているため船真下近くにいる魚でも200kHzの探査に引っかからない場合もある。(水深20m時の200kHz探査幅は半径約1.7m)
100mを越えたところから200kHzの超音波が届きにくくなるため、50kHz主体で運用していくことになるGT40-TMと比べて探査幅は狭いため使いやすい。
GT51M-TM振動子・・・
・水深300mまでがオススメ
・ミドルチャープ発振機能搭載
・80kHz(指向角最大24°)~160kHz(指向角最小13°)の2周波
・クリアビューは水深100mまで/サイドビューは水深70mまで
(塩分濃度、水温差によって探査距離が落ちることもある。)
・サイドビュー非対応の同スペック候補はGT23M-TM。
・GT40-TM、GT41-TMに比べて価格高。
ミドルチャープは80kHzから160kHzまでの間を自由に設定することができるため、200kHzでは届きにくくなる100m以深の深さも160kHz 、140kHz、120kHz・・・と周波数を変えることで水深に合わせた適性の周波数の探査が可能。
これまでの50kHz、77kHzよりも半分以下の探査幅となるため根魚の反応や、高めの周波数はイカなどの弱い反応も捉えやすくなる。
浅場の環境でも使え80khzと160kHzの広域狭域の2画面表示が可能。