【質問】GT15M-TH振動子を船の内部からコーキング剤で貼り付けて使用できますか?
2021年03月17日 (水) [振動子の適性]
「GT15M-TH振動子を船の内部からコーキング剤で貼り付けて使用できますか?」という質問がありました。
答えとしてはコーキング剤で貼り付けて利用することは出来なくはありませんが、この設置は感度を大幅に減衰するため、せっかくの優れた魚探性能を大きく低下させてしまいます。
船底から貼り付けする場合にはコーキング剤で貼り付けするのではなく、インハルタイプを使いご利用ください。
ただし、インハル設置でも感度の減衰は避けられません。船底の厚さにもよりますが一般的には従来より80%まで感度が落ちてしまうことにご理解ください。
※コーキング剤による設置はそれよりも低く60%まで落ちると言われています。
GT15M-TH振動子を船底へ取付ける際にコーキング剤は使用しなようようにと記載がありますが、推奨で使用する液体は何を使用するのでしょうか?
クーラントまたはひまし油でしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
GT15M-THはスルーハル仕様で、直接船底に貼り付けする方法では本来のスペックを発揮できません。
インナーハル取り付けでご利用される場合にはGT15M-IHのインナーハル仕様をご利用ください。
またインナーハル仕様ではクーラントまはたひまし油など不凍液で満たしてご利用ください。